不動産競売とは、借金返済が出来なくなった物件所有者の意志に関係なく、債権者の競売申立てにより裁判所が強制的に物件を売却し、借金返済に充てるシステムです。
最大の魅力は一般市場価格の2割~3割(物件にことなる)で不動産が購入できるという点です。 た投資用の物件においては投資利回り15%を超える物件も珍しくありません。
大阪府内の裁判所だけでも、月300件程度の物件があります。希少物件に巡り合うこともしばしば。 種類も戸建や土地・マンションだけではなく、店舗や投資用のビル・アパート等様々です。
裁判所が販売をするので所有権の移転登記は裁判所が行ってくれます。
競売物件は一般の流通物件とは違いほとんどの物件では内覧出来ません。 一応競売物件の内覧制度もあるのですが、ほとんどの物件で内覧は出来ていない状態です。 ですので、外観での判断、裁判所の資料の中にある写真でのみの判断になってしまいます
裁判所より所有権の移転はして貰えるんですが、所有権や占有者の排除等はしてくれません。 所有者や占有者との立ち退き交渉は自分でしなくてはならないのです。中には、立ち退き料 目当ての『占有屋』と呼ばれる人達が占拠している場合もあります。
一般の方でももちろん参加はできますが、現状ではなかなか参加しにくいもの。 裁判所か公示している金額はあくまで落札最低金額。他の入札者がいくらで入札してくるかは一般の方にはとうていわかりません。入札者のほとんどは不動産関係者業者なのです。業者がすぐに再販できそうな物件ですと、当然競争は激しくなり金額も高くなり見極めも難しくなります。